冬の準備

土曜日に薪運びが全部終わったのだが、肝心の薪小屋が出来ていない。

昨日から作業再開。遣り方を出してから穴を掘り、砂利と割った平板で
レベルを調整して束石を置き、周りにコンクリを流す、と、ここまで。
まずは遣り方、水平に束石の中心線上に水糸を張るのは出来るのだが、
高さを出せない。秘密兵器のはずの垂直水平レーザーレベルが日中の
外では明るすぎて使えないのだ。影を作ってみたもののやっぱり無理。
「あれー」と、とぼける殿に切れ気味のワシ。使えないもの買いやがって。
とりあえず高さは夕方になってから出すことになり、次の作業に進んだ。
おおよその位置を決めて穴掘り。どうやらこの辺は砂地らしい。掘っても
掘っても砂だらけ。うーん、もっと深い束石にしたほうがよかったかも、
いずれ沈みそうだ。掘ったあとは突き固めて砂利を入れた、が、途中で
砂利が足りなくなってしまった。とりあえず、一時中断して買出しへ。
あれこれ見てまわっているうちに、もう5時過ぎ。暗くなったので急いで
家路につき高さを出した。その水糸から高さ71cmで穴底を調整しろ、と
指令が下され、砂利と砂を使って10個の穴を調整。なかなかの出来だ。
ワシが調整した穴に、205がグラインダーで割った平板を入れて束石を
乗せて最終調整。最後にコンクリ流し。バケツにセメントと水を適当に
入れてドリルを使ってまぜまぜ、穴底から約5cmまで流して棒でつんつん、
木っ端で表面を均して次のセメントを練る、の繰り返しだったのだけれど、
2つ目の穴を流した時にはもう夜の9時前、これ以上はうるさいし、
ちょうど殿が全部の調整を終えたので、ここで終了。そして今日、朝から
一人でセメント練り練り、だーっと流す、を繰り返していたけど、
穴2つを残してセメントが無くなってしまった。ちっ、終わらなかったぜ。

固まったら埋め戻し。束石と束石の間の土留めをどうしようか、悩み中。


やる気まんまんだったのに作業が止まってしまったので、家周りの落ち葉を
片付けた。すげー量だよ。とりあえず5袋分。葉はまだまだついている。
一番キレイなのはツタ。ほとんどが日当たりの悪い北向きなので色が悪い。

いい場所にあるツタはとてもきれいに紅葉している。殿はツタが嫌らしい。
ただでさえ家の周りが片付かない薪で汚らしいのに、ツタが屋敷っぽくって
ダメなんだって。ちなみにヤツが言う屋敷とは「ゴミ屋敷」のこと。
ワシは好きなんだけどなー。ツタに実がつくことを知った三十路の秋。

これを鳥がつっつきにくるので、ひじょーに楽しい。ツタと言えばぶどう。
かーちゃんに「うまくないぶどう食べる?」と尋ねたら、ぶどうは霜が
おりてから甘くなる、と。もっと早く言ってくれよーだいぶ採ってしまった、
けどまだまだぶら下がっている。

醸造中のぶどう。ぷはーっとくるようないい匂いが漂ってきているよ。


暖かい日が続いているからか、狂い咲きしている庭木を発見。

ちっちゃい白い花。庭木に詳しくないのでこれが何なのか不明、全体像は↓。

近所の公園にも植えられてるんだよな、他にもよくわからない低木がある。

ネットで調べてみたんだけど、この手の庭木って似たようなのが多くて
判別不可だ。シャクナゲもあるよ、冬囲いしないとなー、と眺めていたら
3ミリくらいのテントウムシを発見。黒くて赤い星のヤツって益虫?

まだ小さいけど越冬できるのかな。庭にはカメムシもいるけど、不法侵入は
されていない。今となってはカメムシとの戦いも良い思い出だわ。